蜃気楼の女
第14章 安田尚子 幼少期
別室のベビーベッドで寝ていた尚子が、ベビーベッドの柵の中から、二人の部屋に通じるドアを見つめている。
「アウアウーーーー 」
そう言った後、ハイハイすら出来ない尚子は、両親の幸せな叫び声を目を大きく開けながら、聞いていた。安田とナルミは、お互いの体を熟知していた。何をすれば、最愛の相手が気持ちよくなるのか。自分が何をすれば、感極まってくれるのか。刹那の行為ではあるが、つかの間の幸福を感じ合った。二人には特異な行為でしか感じることができないが、お互いを気遣ってできた醜いゆがんだ思いやりと言える。それで、二人は幸せだった。
しばらく二人は静かに抱き合っていたが、安田が体を起こした。
「もっと、懲らしめるぞ」
「旦那様、どうか、これからも、ナルミと一緒にいってくださいませーーーー いつまでもいじめて虐げていただけますでしょうか? 」
性器で結合した二人は、激しく腰を動かした。ベッドがギシギシ、音を立ててきしんだ。
「アアアアーー- ナルミ、いっぱい、懲らしめてやるからなーーー 穴の奥まで突いてやるからな ウーーー アアアアアーーーー ナルミーーー 駄目だ、もう、また、いくよーーー いくよーーー 」
「アアアアーーーー 旦那様ーーーー あたしも、もーーーー 」
二人は同時に大声で叫ぶ。それに反応するように、別室にいた尚子も叫んだ。
「キャキャキャーーーーーー 」
尚子は手足をバタバタさせて大喜びだった。
「アウアウーーーー 」
そう言った後、ハイハイすら出来ない尚子は、両親の幸せな叫び声を目を大きく開けながら、聞いていた。安田とナルミは、お互いの体を熟知していた。何をすれば、最愛の相手が気持ちよくなるのか。自分が何をすれば、感極まってくれるのか。刹那の行為ではあるが、つかの間の幸福を感じ合った。二人には特異な行為でしか感じることができないが、お互いを気遣ってできた醜いゆがんだ思いやりと言える。それで、二人は幸せだった。
しばらく二人は静かに抱き合っていたが、安田が体を起こした。
「もっと、懲らしめるぞ」
「旦那様、どうか、これからも、ナルミと一緒にいってくださいませーーーー いつまでもいじめて虐げていただけますでしょうか? 」
性器で結合した二人は、激しく腰を動かした。ベッドがギシギシ、音を立ててきしんだ。
「アアアアーー- ナルミ、いっぱい、懲らしめてやるからなーーー 穴の奥まで突いてやるからな ウーーー アアアアアーーーー ナルミーーー 駄目だ、もう、また、いくよーーー いくよーーー 」
「アアアアーーーー 旦那様ーーーー あたしも、もーーーー 」
二人は同時に大声で叫ぶ。それに反応するように、別室にいた尚子も叫んだ。
「キャキャキャーーーーーー 」
尚子は手足をバタバタさせて大喜びだった。