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【期間限定】文字の世界を救え!

第7章 『お面ウォーカー』の世界

「ううっ、さむっ!」


 『お面ウォーカー』の世界に入ると、急に肌寒くなった。吐き出す息が白い。


「へっくし! あ~頭いてぇ」

「アキラさん、大丈夫ですか? ちょっとあそこのアパートで休ませてもらいましょう」


 二人は二階建てのアパートに降りた。
 そして二階の部屋のドアを開けると、パンツ一丁姿の男が玄関に背を向けて座っていた。


「ん? なんだお前ら」


 振り返った男の顔を見ると、なんと『ドラクエらんど』の世界の昭玄だった。


「昭玄さん!? なんでこんな所にっ…」

「は? 俺は田中良夫やぞ。なんなんだ、あんたら。勝手に人んち入ってきて、ドラクエじゃあるまいし」



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