ヌードモデルの思い出の温泉
第3章 もう一度、絶頂
午前4時、目が覚めた──
あまりに寝相が悪いモデルだと、まくれあがった浴衣とか布団とかを夜中に直してやることもある、と松田さんは書いているけど、
私は合格だったようだ。
そんなに乱れてない。
──まあ、あのときは、何も着てなかったから乱れようもなかったんだけど。
真っ暗な部屋。松田さんはまだ寝ている。
思い出を一つだけやってみよう。
▽
私はそっと立ち上がり、部屋の入り口まで行くと、呼吸を整えた。
ゆっくりと帯を解いて、落とした。
前が開いたままで、また深呼吸し、
今度は素早く、浴衣を脱ぎ落とした。
あのときの羞恥が少しだけよみがえった。
かつての彼は、私のショーツの上からお尻を押して、布団にいざなった。
お尻を触られた羞恥は想像以上で、そのあとのパンツ一枚での念入りな愛撫の快感さえ、かすんでしまった。
そうだ、ショーツを抜き取られたことさえ意識できなかったんだ。
それでも、最後の姿勢をとらされて我にかえり、
むき出しにされた秘所に与えられた灼熱と激痛は、一瞬だったとはいえ、一生忘れらそうもない。
あまりに寝相が悪いモデルだと、まくれあがった浴衣とか布団とかを夜中に直してやることもある、と松田さんは書いているけど、
私は合格だったようだ。
そんなに乱れてない。
──まあ、あのときは、何も着てなかったから乱れようもなかったんだけど。
真っ暗な部屋。松田さんはまだ寝ている。
思い出を一つだけやってみよう。
▽
私はそっと立ち上がり、部屋の入り口まで行くと、呼吸を整えた。
ゆっくりと帯を解いて、落とした。
前が開いたままで、また深呼吸し、
今度は素早く、浴衣を脱ぎ落とした。
あのときの羞恥が少しだけよみがえった。
かつての彼は、私のショーツの上からお尻を押して、布団にいざなった。
お尻を触られた羞恥は想像以上で、そのあとのパンツ一枚での念入りな愛撫の快感さえ、かすんでしまった。
そうだ、ショーツを抜き取られたことさえ意識できなかったんだ。
それでも、最後の姿勢をとらされて我にかえり、
むき出しにされた秘所に与えられた灼熱と激痛は、一瞬だったとはいえ、一生忘れらそうもない。