
田村さんと私
第3章 公開
新一の部屋に入ると、机の上にノートパソコンが置いてあった
画面には「夫婦動画投稿」というタイトルが書かれていて、その下にはやらしい動画がずらりと並んでいた
喉の奥がカラカラに乾いて、つばを飲み込むとぴりっと痛みが走った
まさか、まさか
新一は画面をスクロールするとひとつの動画を指差した
「これ…父さんたちじゃない?」
私たち夫婦のセックス動画だった
「ちがっ、違う」
「父さん…なんでこんなことしてるんだよ…だってこれ父さんたちじゃないか」
新一は眉間に皺を寄せ、私を追求した
「…」
「…やっぱり…いい歳して何してんだよっ!」
新一が机を殴った
「…新一…父さんに言えないようなことを、田村さんにしたんじゃないのか?」
新一はどうして田村さんの名前が出てきたのか分からないという顔で私を見た
胸がザワザワする
「…なんで田村のこと…今日パソコンの授業中にこの動画が流れたんだよ…田村がやったのか?」
「…えっ…?」
「…ふっざけんな!!!」
椅子を蹴り飛ばし、出て行く息子を必死で追いかけた
画面には「夫婦動画投稿」というタイトルが書かれていて、その下にはやらしい動画がずらりと並んでいた
喉の奥がカラカラに乾いて、つばを飲み込むとぴりっと痛みが走った
まさか、まさか
新一は画面をスクロールするとひとつの動画を指差した
「これ…父さんたちじゃない?」
私たち夫婦のセックス動画だった
「ちがっ、違う」
「父さん…なんでこんなことしてるんだよ…だってこれ父さんたちじゃないか」
新一は眉間に皺を寄せ、私を追求した
「…」
「…やっぱり…いい歳して何してんだよっ!」
新一が机を殴った
「…新一…父さんに言えないようなことを、田村さんにしたんじゃないのか?」
新一はどうして田村さんの名前が出てきたのか分からないという顔で私を見た
胸がザワザワする
「…なんで田村のこと…今日パソコンの授業中にこの動画が流れたんだよ…田村がやったのか?」
「…えっ…?」
「…ふっざけんな!!!」
椅子を蹴り飛ばし、出て行く息子を必死で追いかけた
