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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第126章 先生の◯◯

-ひなのside-




ガチャ、ガチャガチャッ…
 


あれ…?
 


気晴らしに、久しぶりに屋上に行こうと来てみたら、ドアが閉まっていて開かない。
 



「ドア、開かないだろ。」



 
ビクッ…
 


突然背後から言われて振り返ると、そこにいるのは五条先生。
 



「屋上は数年前から閉鎖になってる。お前みたいなやつがいるからな。」
 



って。



 
「知らなかった…。」


 
「知らなかったじゃない。」
 



ピシャリと言われるけど、めちゃくちゃ怒っているわけでもなくて。



 
「ごめんなさい…。」




言うと、




「中庭でも行くか?」
 


「えっ?」



「外の空気吸いたいんだろう?一緒に行こう。」
 


「いいの…?」
 


「ちょっとだけな。」




ということで、一緒に中庭へ。


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