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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第140章 逆巻く波濤



宇髄「ひなちゃん、合図したら思いっきりいきむよ?吸ってー。」



「すぅー」



宇髄「よし、いきんで。」



「っ……、ゔゔ〜……っ、あ"あ"————っ!!!」




俺はひなの手を握りながら頭を支え、藤堂先生と工藤先生はひなの脚を持ち上げて、まこちゃんはひなのお腹を押し、お袋は傍で祈るように見守り、神崎先生は産まれた子をすぐに処置できるようにスタンバイ。

そして、宇髄先生はひなに負けないくらいの汗をかきながら、とてつもない集中力で胎児と対峙する。




「っ……く、うううううぁぁあああ"っ……!」




ひなは身体を殴られながらぶっ刺されながら引き裂かれるような、表しようのない感覚に襲われているだろう。

呼吸はばらけて、声は割れて、音があるのか無いのかわからないような叫びを上げる。


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