ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第142章 エピローグ
秘書になるのは、宇髄先生の提案だった。
「ひなちゃん、院長秘書になるのはどうだ?まだまだ働きたい気持ちがあるのなら、すべてを諦めて辞める必要はないだろ。秘書も大変だが、身体的なことだけに限れば臨床ほどハードではない。それに、もともとひなちゃんは院長になるべき人だ。本当なら今すぐ院長にと言いたいくらいだが、さすがに無茶だからな。でも、秘書になって、勉強して、将来的に院長になることを俺は望む。創設者の血を引くひなちゃんが今ここに、ノワールにいるのは、そういう運命だと思うからな」
話を聞いたひなは、当然驚いて、自分には務まらないと言っていた。
でも、創設者のひ孫であるひながいつか院長になることは、初めから用意されたパズルのピース。
それに、そもそも宇髄先生はずっと臨床をバリバリやりたくて、周囲もそれを渇望しているので、ひなが院長業務を少しずつ担い、宇髄先生が現場に出る機会が増えるのは、あまりにもそれぞれのパズルともピッタリはまる。
悩みに悩んでいたが、最終的にはひなもこのノワールを守り大切にしていきたいと、栗花落杏寿郎と歴代院長の意志を継ぎ将来院長になる覚悟を決めて、秘書になることを選んだ。
まだ、ひなが院長秘書になって1年足らずだが、院長業務を少しずつ覚えてこなせるようになっているようで、宇髄先生が臨床現場にいることも格段に増えた。
今日も今あっちの方で、
宇髄「本日はお越しいただきありがとうございます」
ひな「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
宇髄先生と挨拶して回っている。
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