ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第142章 エピローグ
あれからひなは目が覚めなくて、ひなが我が子を抱いたのは、3日後だった。
ひなが命がけで産んでくれた、息子の勉六。
ひなに似た顔立ちで、俺に似て丈夫な子。
こうしてどこでも走り回るのは、きっとひなの遺伝。
工藤「やってるな~」
ひな「工藤先生」
神崎「こんにちは!つとむくん!」
ひな「……つとむ?ほら、ご挨拶して?コホッ」
勉六「こんにちは!」
神崎「お!元気な良いお返事!」
藤堂「ひなちゃん、大丈夫?」
勉六「せんせー!ママきつねさん!」
ひな「ちょっ、つとむ……っ!」
藤堂「ははっ。誰のせいかな~?」
勉六「ギクッ!」
五条「何がギクッだ。みーんな見てるんだぞ、お前が走り回ってお行儀良くしてないの」
宇髄「ひなちゃん、そろそろ。挨拶いけるか?」
ひな「はい」
1年半の育休を経て、ひなは予定通り小児科に復帰した。
だが、出産で負ったダメージが思うように回復せず、臨床現場でやっていくのは難しいと、医局を辞めた。
もちろん、気持ちとしては仕事を続けたいのだと、だけど身体が言うことを聞かないのだと、子育てもあって体力的にどうにもならないと、俺にも藤堂先生にも工藤先生にも相談があって、最終的には医局を離れることになった。
でも、仕事を辞めたのかというと、そんなことはない。
実は、ひなは今、ノワール国際病院の院長秘書だ。
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