テキストサイズ

小学校の記念誌。

第6章 次々と襲いかかるミッション

【ミッション2:内容を変えずに、文字数を減らせ】

校長、教頭、実行委員長、PTA会長の4名の挨拶文ですが、なかなか原稿が揃いません。一番最初に原稿が出たのは、教頭先生。続いて校長先生。なかなか原稿を出さない会長と委員長。

委員長に話を聞くと、

「一応書けたんですけど、いろいろと委員会発足から今までの出来事とかに思いを馳せながら書いてたら、すごく長くなってしまったんですよ。短くまとめるの苦手なんです」

原稿は、スペースの都合上、400文字以内でとお願いしています。

「何文字になったんですか?」
「1000文字ぐらいあります」

予定の倍以上じゃないの!!どーすんのよ!!

内容を変えずに文字数だけ減らして400文字以内に収める作業を、請け負うことになりました。

「一応、挑戦はしますけど、出来るかどうかは原稿を見てみないとわかりませんよ」

「出来ます」って大口叩いておいて出来なかったらアレなので、一応保険をかけておきます。

そして、もらった原稿。

同じ内容のことを言い方変えただけでダブって書いていたり、わざわざ書かなくても意味は通じる部分などがあったりして、比較的削りやすいタイプの文章だったことが幸いして、なんとか660文字までに縮めることに成功しました。というか、本人1000文字っていってたけど、調べたら1200文字を超えてました。

でも、660文字が限界。400文字は無理…。

「フォントサイズを小さくしたら、どうにか載りませんかね?」

提案してみました。…GOサイン出ました。
第2のミッション、なんとかクリアです。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ