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風に吹かれて2

第66章 to my homies

今回の件、司法を通しておらず被害を訴える方の証言のみで創業者の性加害をメディアが事実認定したことに、私は強い違和感を持っていました。

だって9月7日の会見で事務所が認めたんだから、やっぱり噂だけじゃなくて事実あったんでしょ?

って、視聴者がそう思ってしまうのはもう仕方がないけど、メディアの認識がそれだとしたら、あまりにもお粗末ですよ。



加えて、ジャニファンが恐るべき正確さで特定している各情報について全く触れないのは何故なのか。

今時のメディアは個人発のSNSも十分にチェックしててさ。むしろバズった投稿を自分たち発の情報かのように記事にしてるくらいなのにね。

つまり事実なんてどうでもよくて、より社会に受け入れられて金になる方を選んでると。そういうことですよねぇ。
現代のメディアはTVも新聞もネットも、全部ゴシップ誌と同じレベルなんだ、ってことだね。

情けない。
そして物凄くカッコ悪い。



言わされてるのか知りませんけど、手の平返しのコメントをしている芸人さんとかアナウンサー、タレントさん、演出家、どっかの社長さんや元議員さん。

いちジャニヲタとしては「あ、この人って、こういう人だったんだぁ。へぇ~、憶えとこ」と思いつつ拝見してますよ。

後になって、あの時は仕方なかったとか、やむなく、とかは間違っても言わないで欲しいですね。
それもまた手の平返しなんで。
と、薄眼で眺めております。



そんな中、先日皇族に繋がるお血筋の竹田さんが、何とTVショーで当事者の会について言及されましたね。

代表者さんの追っかけ本のことや、副代表者さんが生涯中流階級以上の補償を要求してる件について、TVであそこまで仰った方は初じゃないですかねぇ。

ご本人もカットされると思っていた、と後に発信されたくらいなので、要は今までそうやって何につけても発言を切り取るのが当然の世界だったってことです。

おお、よく言った!
そして、よく放送した!

とは思いましたが、そこまで言うなら推定無罪の話もしようよ~。と、やはり違和感。



こうやって考えていると見えて来るのは。
加害が事実かどうかわからないことなんて、メディアは最初から解ってるんだろうなぁ、と。

だからファンが推定無罪をどんなに訴えても、聞こえないふりをしてるのね。

法治国家を沈める行為なんですけどね……。

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