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第1章 第1の敵、飲ザー

何らかのドロドロとした物質が口内に入り、その「かさ」が徐々に増えていく。3秒経とうが5秒経とうが、それが収まる気配は無い。ようやくドクドクが止まる頃には、私の舌は完全に、客が陰部から漏らしたキモい汁に浸っていた。不快かつ強烈な風味が、一瞬たりとも休まることなく私の味蕾を襲い続ける。これが噂に聞いてたザアメンというやつか。
さっさと性行為を終えて、口内に汚物がある感覚から早く開放されたいと強く思うが、それは許されない。一般に性風俗での飲ザーは、口内に男性器汁がある様子を客に見せることが必須だからだ。
客から口内が見えるように口をパッカーンした時、客は最高水準に幸せそうな表情になって「ドロッドロだね。真っ白だ。耐えてくれてありがとうo(´∀`)o」と言った。

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