病院の風景
第6章 回復
その日の夜は、昼間一人でしたせいで満足してぐっすり眠れた。
石川は、「やっぱり男は、そういうものなんだ」と思った。性的な欲求は、一人ででもしないと治まらず、しかし、してしまえば満足するのだ。
それなのに、次の日の朝からまた、女性看護師がカーテンを開け現れると、顔を見てから胸を見てしまう。股間の辺りを見てしまう。去り際に後ろ姿を見れば、お尻を見てしまう。
病院にいて、元気が出てくるとすることがないので、そんなところばかり見て、そんなことばかり考えてしまうのだ。
その日も一日悶々として過ごした。昨日一人でしたばかりなのに…。
石川は、自分と同年代くらいの男は、病院で体調がよくなり元気になってきたとき、やはり性的な欲求が出てくると思うが、どうしているのだろうか?と思う。自分は、警察官であり、世間的には真面目で通っており、自分でもそう認識している。正義感が強いことが、警察官という職業を選んだ理由でもある。理性で本能や感情を抑えることも、人一倍自身がある。その自分ですら、病院で体調が良くなってきた今、性的な欲求を理性で抑えることが難しくなっている。
病院で看護師にセクハラする男が多いと聞くが、その理由が石川にはよく分かる…。
入院しているとすることがないので、どうしても色々と考えてしまう。
そして、一通り考えることがなくなると、思い出すのは本山のことだ。本山は、手術担当だと思うので、手術の終わった石川の所へは基本的に姿を現さない。
本山が姿を現さないのは、石川にとっては良かったのかもしれない。本山を見ると、今の石川は自分を抑えられず、セクハラをする可能性があるからだ。
本山でなくても、若い女性看護師が現れると、嬉しい反面性的な欲求を我慢することで疲れてしまう。逆に年配の女性看護だとホッとしたりもして、気楽な会話もできる。
男って困ったものだな!と石川は思った。
石川は、「やっぱり男は、そういうものなんだ」と思った。性的な欲求は、一人ででもしないと治まらず、しかし、してしまえば満足するのだ。
それなのに、次の日の朝からまた、女性看護師がカーテンを開け現れると、顔を見てから胸を見てしまう。股間の辺りを見てしまう。去り際に後ろ姿を見れば、お尻を見てしまう。
病院にいて、元気が出てくるとすることがないので、そんなところばかり見て、そんなことばかり考えてしまうのだ。
その日も一日悶々として過ごした。昨日一人でしたばかりなのに…。
石川は、自分と同年代くらいの男は、病院で体調がよくなり元気になってきたとき、やはり性的な欲求が出てくると思うが、どうしているのだろうか?と思う。自分は、警察官であり、世間的には真面目で通っており、自分でもそう認識している。正義感が強いことが、警察官という職業を選んだ理由でもある。理性で本能や感情を抑えることも、人一倍自身がある。その自分ですら、病院で体調が良くなってきた今、性的な欲求を理性で抑えることが難しくなっている。
病院で看護師にセクハラする男が多いと聞くが、その理由が石川にはよく分かる…。
入院しているとすることがないので、どうしても色々と考えてしまう。
そして、一通り考えることがなくなると、思い出すのは本山のことだ。本山は、手術担当だと思うので、手術の終わった石川の所へは基本的に姿を現さない。
本山が姿を現さないのは、石川にとっては良かったのかもしれない。本山を見ると、今の石川は自分を抑えられず、セクハラをする可能性があるからだ。
本山でなくても、若い女性看護師が現れると、嬉しい反面性的な欲求を我慢することで疲れてしまう。逆に年配の女性看護だとホッとしたりもして、気楽な会話もできる。
男って困ったものだな!と石川は思った。