テキストサイズ

ドSな兄と暮らしています

第2章 生活


「はい、ご褒美」


そう言って、兄ちゃんが手渡してきたのはチョコレートだった。

「あれ! 私帰ってきたとき、チョコなんて入ってなかったよ」

目を輝かせる私に、

「俺が買ってきた。今週5日も料理させちゃうから、お詫びもかねて」

と兄ちゃんが言った。

「わーい、ありがとう!!」

2人でテレビを見ながら、私はおやつを食べたり、兄ちゃんは少しだけお酒を飲んだりして、23時まで一緒に過ごす。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ