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ドSな兄と暮らしています

第6章 汐夏の挑戦

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「じゃあまず、下半身、裸になろうか」
「え!」

兄ちゃんのいきなりの指示に戸惑う。

枕元には兄ちゃんが持ってきた、いろいろな物が置いてあり、全て何に使うか不明な所が怖い。

「今日は下の触り方だから、下しか脱がない」

下しかって……!
下を脱ぐのがいちばん恥ずかしいのですが……
躊躇ってもじもじしていると、直ぐに兄ちゃんが追い打ちをかける。

「それとも、脱がされたい?」

それはもっと恥ずかしい……。
首をぶるぶると横に振る。

「はい、じゃあ早くして」

「うう……」

兄ちゃんの悪魔のような笑顔には逆らえない。
私はゆっくりとパジャマのズボンと下着に手をかけた。

下半身が兄ちゃんの目に晒される。

……一度見せてるとはいえ、恥ずかしい。
脱いでから、枕を背にして、自分の秘部を守るように布団の上にすぐに体育座りになった。

兄ちゃんが体育座りになった私の後ろに回り込んで座ると、私のお尻の下にタオルを敷く。

兄ちゃんの足の間に座って、私の体はすっぽりと兄ちゃんに包まれるような形になる。

開始5分で身動きが取れなくなった。
鼓動が速まっていく。
兄ちゃんは、私の肩を持って倒し、自分の胸に寄りかからせた。

「手は胸の前に、膝立てたまま足を開いて」

言われる通りにすると、M字開脚のようになって、恥ずかしい。
足を閉じようとする私より早く、兄ちゃんは私の膝を抑えて、更に大きく開かせた。

「うわあぁあ……!!」

秘部がぱっくり開かれた。外気に晒される感覚に慣れてない。

「これより閉じようとしないよ」

そう言いながら、兄ちゃんは枕元から鏡を取り出す。ぱっくりと開いた足の間に、鏡を開くと立てて置いた。

鏡には、私のクリトリスや割れ目、お尻の穴までもが写されて、直視を免れない形になる。

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