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午後はセックスの授業!?

第5章 煌雅×美波



「ちょっ…何もしないってば…」

「あ?何言ってんだ?普通にするけど?ペアだろ」



そう言うと顎を掴まれてジッと見つめられる。


……無駄に顔がイケメン過ぎて見つめられると拒否出来なくなる。


ドキドキしたくないのにドキドキする…



「…何もしないとか言ってたくせに目ウルウルさせてクソ可愛いな?」

「させてな……」


当たり前の様に唇が近付いてきて私は咄嗟に目をギュッと閉じていた。


唇が重なる直前でアナウンスが流れて動きが止まる。


そしてまたアナウンスの内容に衝撃を受けた。


今日はセックスはしないけど裸を見せ合うって…?



「フーン…んじゃ、美波の裸見るか」

「ちょっ!ちょっと待って!よく考えたらあんたの名前とかよく知らないし…」

「あぁ、そういえば名前言ってなかったな。3年1組大道寺 煌雅(だいどうじ こうが)。美波のが年下だけど特別に名前で呼んでいいぞ」

「許可されなくても呼ぶし!勝手にペア提出してペア組んであげたんだから偉そうにしないで!」

「さっきから年下のくせにお前のが偉そうだな…早く服脱げよ」

「嫌!脱がない!」

「……あぁ、そうか。ずっとツンツンしてると思ったらお前処女か!慣れてないからその態度なんだな!?」

「違うし!私が処女なわけないじゃん!」


ヤバい…この人に処女ってバレたらこの先ずっと主導権握られる!

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