午後はセックスの授業!?
第5章 煌雅×美波
そして夜景が広がっているバスルームのジャグジーのついた浴槽に入って煌雅に抱き寄せられる。
「急に静かになると調子狂うな?何気にしてんだよ?」
煌雅はそう言って私の頬をぷにぷにと突っつく。
「……気付いてたくせに」
「触れずに流してやってんだから自ら触れに行くなよ」
「…だって……初めてなんて絶対重いもん…」
「気にし過ぎだろ。なんなら美波が俺以外の男知らなくて嬉しいけどな。美波の全部俺のもんだからこれから先も俺以外絶対触らせねぇし」
「…煌雅も他の女の子に触るのやだよ?」
「わかってるって。心配なら結婚でもするか?俺、誕生日来てるから結婚出来る年齢だし」
「けっ!?……そりゃいつかしたいけど……も、も、もう少し……うぅ…」
「ふっ…もう少し待ってやるけど本気だからな。美波との結婚予約入れたから」
そう言って煌雅はキスをしてくれた。
私の王子様は煌雅だ。
〇END〇