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午後はセックスの授業!?

第7章 豪×莉恋



前回の暴力の件があまりに酷かったので、私はしばらくセックスの授業は免除にして貰えた。


親に暴力を受けた事は悲しませたくなくて伏せて貰っていて、単純にそういう行為をする勇気が出ないとううことになっていた。


授業を受けられないということで親に転校する事を持ちかけられたけど、転校はもっと嫌だった。
セックスの授業は嫌だけどクラスの友達と離れたくない。


元々人見知りで中学までお友達はほぼいなかったけど、高校になって今のクラスになってからやっと友達が出来たから思い入れが強かった。


そしてまたセックスの授業を受けることとなった。


今回はペアを組んでいない人から自動的にマッチングされて組んだんだけど…


制服のシャツを脱いでる時に覗き込んできて、何と胸を噛まれた…


何で変な人とばっかり当たるの!?


私は胸を腕でガードしながら緊急ボタンを押そうとすると、先にボタンを手で塞がれてしまう。


「莉恋ちゃーん?噛んだの怖かったのかな?ただの甘噛みだよ?莉恋ちゃんが可愛かったから食べたくなっちゃっただけだって」


甘噛み!?歯形まで付いてるのに!?


「あのっ……本当にそういうの怖くて…」

「ごめんごめん、噛んだところ舐めてあげるからこっちおいで」

「ぅあ……ごめんなさいっ」


一度無理になってしまった人はどうしても無理!



緊急ボタンも押せないし、部屋から飛び出した。



「莉恋ちゃん待ってよー」



どうしよう…!追いかけて来る…



足はかなり遅い方だから絶対捕まっちゃう。



後ろを見ながら走っていると何かにぶつかった。



ドンッ



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