テキストサイズ

午後はセックスの授業!?

第2章 瑛斗×鈴音




突然決まった少子化対策のセックスの授業。




先生の説明の後の休み時間みんな大慌てでセックスの相手を探したり、大変そう。




ま、私は1年の時から付き合ってる彼氏がいるから何の問題もないけどね。




「ねぇ、裕也(ゆうや)~!ペアの紙今出しに行っちゃわない?」



斜め前の席の裕也にそう声を掛けた。



すると裕也はこっちを向いた。



「…鈴音!悪い!実は俺隣りのクラスの愛ちゃんとも付き合っててさぁ、考えたんだけど愛ちゃんのがおっぱい大きいし、エロいから愛ちゃんとペア組む事にするわ」

「は…?え?何言ってるの?」

「だから、セックスの授業のペア鈴音とは組めない」

「待ってよ…そしたらもう別れるって事?」

「まぁ、そういう事になるよな」



浮気してたのも許せないけど…でも…こんな急に……


そしたら私は誰とペア組めばいいの?



決まらなかった人同士なんてどんな人来るかわからないの絶対無理…。



「………じゃあ、香山(かやま)俺と組まない?」



突然隣りから声がした。



パッと隣りの席を見ると頬杖をついてこの状況に何も動じずに座っていた田丸瑛斗(たまる えいと)君がこっちを見ていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ