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午後はセックスの授業!?

第2章 瑛斗×鈴音



次の日。



家を出た時だ。
何と田丸君が私の家の前で待ってくれていた。


「田丸君!?どうしたの?」

「…昨日一人で帰して失敗したから」

「あー…そっか…ありがとう」


私の事考えてくれたのは嬉しいけど、期待しちゃダメだ…


しばらく黙って歩いてると田丸君が口を開いた。


「……裕也と歩く時手繋いでた?」

「うん、裕也は煩わしいってよく言ってたけど私は手繋ぐの好きだったから」

「……んじゃ、繋ぐ?」

「へ…?えっと……いいの?」


そう聞くと田丸君は頷いてくれて手を差し出してくれた。
急いで手を絡めると手を繋いで歩いてくれる。


こういう事しないと思ってたからなんか意外…


カップルじゃないけど…嬉しい!


思いがけず田丸君と手を繋いで登校した。

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