テキストサイズ

午後はセックスの授業!?

第2章 瑛斗×鈴音



学校に着くと昨日の帰りと同じで校内はカップルだらけだ。



教室に着くと田丸君はいつも通り静かに席に着いて、最近流行りのワイヤレスイヤホンを耳にねじ込んで1人で音楽を聴き始めた。



すると、クラスの友達が私の周りに集まってきた。


「鈴音!おはよー!」

「おはよー」

「ねぇ!裕也と別れて田丸君と付き合い始めたの?さっき手繋いでたし、ペアも田丸君じゃん!」


田丸君とは席近い多分イヤホンしてるから聞こえないとは思うけど、声を小さくして聞いてきた。

そういえば、昨日はクラス中誰とペアを組むとかで大混乱だったから裕也と別れたとか報告してなかった。

「裕也とは別れたけど…田丸君とはつきあってないよ」

「昨日裕也、鈴音の事浮気者とか言ってめちゃくちゃ騒いでたけどどういう事だったの?」


そう聞かれて昨日の別れた流れを説明するとみんな納得してくれた。


「ってか!田丸君の方が全然いいじゃん!何考えてるかわかんないけどイケメンだし~」

「…まぁ、でも付き合ってるわけじゃないから」

「付き合えばいいのに!ペア組んだのがきっかけで付き合い始めた人結構いるよ」

「私もそれで付き合い始めたし」


昨日裕也と別れたばっかりなのに…


でも、実際田丸君の事かなり気になってしまっている。


私だけ気になってても意味無いけどさ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ