午後はセックスの授業!?
第3章 麗桜×翔太
溜息を吐きながらトイレへと向かう。
…セックスの授業ちゃんとやれるのかな?
女の子とそう言うことした事ないのに。
「翔汰(しょうた)9君じゃん~!セックスのペアの相手見つかったのかよ?」
「クックッ!見つかってるわけねぇじゃん!」
トイレの近くで所謂柄の悪いグループの人達がギャル系の子達と一緒にたむろっていた。
結構な確率で絡まれてはからかわれる。
…出来るだけ関わりたくないのに、肩を組まれて捕まってしまった。
「えっと……見つかってなくて……あのっ…自動的に振り分けられるみたいだから…」
「男子同士もアリなんかなー!?そしたらオレ、翔汰君とペア組もうかなー」
「えっ」
「お前そっちもイけんの!?ウケる!」
「サイズ感女みてぇだし、顔も結構女っぽいしアリだろ!下手にブスな女より全然マシじゃん!」
僕は絶対嫌だよー!
冗談だと思うけど、ガッシリ捕まっていてちょっと恐怖を感じる。