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午後はセックスの授業!?

第3章 麗桜×翔太



「俺…!セックスの授業のペア未だに決まってなくてさ……どうすれば女子に受け入れられるようになるのか教えて欲しいんだけど!」

「うっそ…ペア決まらないとかあるの?指定の相手居ないなら自動で決まるんでしょ?」

「どうしても嫌なら授業サボればしなくてもいいんじゃん?」


すると、鷹野が目を細めて俺の方を見た。


「……まずさ。見た目が駄目」

「そんなのこういう顔に生まれたんだからどうにもならないだろ!選べるなら俺だって翔太みたいに綺麗な顔で生まれたかったよ!」

「そうじゃなくて。身だしなみの話!髪ギトギトじゃん!毎日お風呂入ってないでしょ!臭いでわかるから!上履きもボロボロで汚いし、持って帰って洗った事ある?制服もくちゃくちゃだし!女の子と関わりたいならそういう所ちゃんとしなよ」

「麗桜…ちょっと言い過ぎじゃないかな…」

「翔太!この人と友達なんでしょ?友達なら翔太も注意してあげなよ!この人の為にならないよ!」

「ごめん…男同士だとあんまりそういう事言い合わないから…」


翔太まで怒られてしまった…。


でも鷹野の言う通りだ。
自分はイケメンの部類じゃないし、どうせモテないし、女子に好かれようともと思ってなかったから身だしなみに気を使った事はなかった。

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