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兄嫁を抱く日々

第1章 兄嫁は3つ上

この5日間。
大学は前期試験となり、僕の帰宅時刻がお昼過ぎになって、しぜんアケミと顔を合わせる時間が多かった。
そして、僕はアケミからの強烈なモーションに悩むことになった。

帰宅し食堂でジュースを飲んでいると、アケミが僕を見やってくる。
しかしその視線というか目つきは、「見やってくる」などというものでなかった。
口をだらしなく半開きにし、舌を妖しくうごめかしていた。舌先で唇をナメナメしたり、おいでおいでしたり、唇を突き出して投げキッスのような真似をしたり…。
僕は、最初そんなモーションをかけられたとき、目をそらした。

しかしうかつなことに、僕は、ちらりとアケミのほうを見てしまったのだ。
なぜ、ちらりと見たのか。
アケミは兄嫁だと分かっているが、アケミはオンナだった。しかも、立派な胸とセクシーすぎるスレンダーな腰つき。
じつは僕は、アケミに出会ってから同居までの1か月余り、オナニーのおかずの100%がアケミだった。
「アケミのバカでかいオッパイ!アケミのセクシーな腰つき!」
僕は、毎夜毎夜アケミを思い、精子を出し続けていた。

ちらりとアケミを見て、僕は、ひどく後悔した。
アケミは、まだその妖しい表情で僕を見やっていたのだ。
僕のちらりという視線に当然アケミは気づき、微笑んだ。その微笑みかたがまた、エロいというか、スケベというか…。
アケミは、正直顔だちがあまり美しくはない。どちらかといえば、あほう顔である。
そのあほう顔と、その下品な微笑みかたがめちゃくちゃマッチして、僕の股間がカーッと熱くなった。

しかし僕は、その場を逃げ出した。
その後も、アケミと顔を合わせるたび、そういうことが続いた。
兄がいるときは、アケミはそんな顔をしなかった。アケミはおとなしくしていれば、普通の器量よしの女子だ。あほっぽい顔だちも、その上品な物言いによってカモフラージュされている。

僕は、アケミにトイレに連れ込まれてチンポをしゃぶられるという、酷い妄想に取りつかれてしまった。
アケミを見るたびに、股間がフル勃起した。
そして数日後、今こうしてアケミと並んで作業をしていても、僕の股間はフル勃起していた。
「ね?部屋に行こう?」
とアケミに手首をつかまれた。
思わず
「ああ…、勘弁してくれ」
と言うと、アケミは
「勘弁しな~い♡」
と僕をトンデモな強い力で引っ張った。

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