
Melting Sweet*Extra
第6章 壊されるほどに*Act.2☆
衛也君の住むアパートは、会社から車で十五分ほどの場所にある。
私は衛也君が運転する車の助手席に乗り、そのまま一緒に彼のアパートへと向かう。
ちなみに、私も車は所持しているけれど、会社までは徒歩でも通えるから車での通勤はしていない。
アパートの駐車場に車を入れると、私が先に降り、少し遅れて衛也君も運転席から出てくる。
衛也君の部屋は201号室。
私の所とは対照的に、階段から一番近い端にある。
「どうぞ」
鍵を開けた衛也君に促された私は靴を脱いで上がり、一度それを揃えてから台所を経由して部屋に入った。
本人は、散らかっている、とよく言っているけれど、男性の部屋にしてはわりと片付いている方だと私は思う。
台所には紐で括られた雑誌の束が置いてあるものの、邪魔にならないように隅の方に置かれているからそれほど気にならない。
「夕純さんが来るようになってから、出来る限り綺麗にしようと頑張っているんですよ」
コタツに入り、無意識に部屋を見回していた私に衛也君が言う。
「本来、片付けが大の苦手ですからね。と言っても、足の踏み場がないほど散らかっていたわけでもないですけど」
「これだけ片付けられたら上等よ。女でも酷いのは酷いからね。私も得意な方じゃないけど、実際に散らかり放題の部屋に行った時はドン引きしたもの」
「あはは……」
衛也君は誤魔化すように笑いながら、ジャケットを脱いでハンガーにかけた。
私は衛也君が運転する車の助手席に乗り、そのまま一緒に彼のアパートへと向かう。
ちなみに、私も車は所持しているけれど、会社までは徒歩でも通えるから車での通勤はしていない。
アパートの駐車場に車を入れると、私が先に降り、少し遅れて衛也君も運転席から出てくる。
衛也君の部屋は201号室。
私の所とは対照的に、階段から一番近い端にある。
「どうぞ」
鍵を開けた衛也君に促された私は靴を脱いで上がり、一度それを揃えてから台所を経由して部屋に入った。
本人は、散らかっている、とよく言っているけれど、男性の部屋にしてはわりと片付いている方だと私は思う。
台所には紐で括られた雑誌の束が置いてあるものの、邪魔にならないように隅の方に置かれているからそれほど気にならない。
「夕純さんが来るようになってから、出来る限り綺麗にしようと頑張っているんですよ」
コタツに入り、無意識に部屋を見回していた私に衛也君が言う。
「本来、片付けが大の苦手ですからね。と言っても、足の踏み場がないほど散らかっていたわけでもないですけど」
「これだけ片付けられたら上等よ。女でも酷いのは酷いからね。私も得意な方じゃないけど、実際に散らかり放題の部屋に行った時はドン引きしたもの」
「あはは……」
衛也君は誤魔化すように笑いながら、ジャケットを脱いでハンガーにかけた。
