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スーパーおにぎりマーケット

第15章 共通言語、猫

どーも、こんばんは。
おにぎりです。
今日は2ページに渡って書きます。

前々回に、『誓いのガーランド』の花実と楓が「cats and dogs」の言葉の成り立ちを、自分たちで捻り出すみたいなのに憧れるって書いたじゃないですか。
(書いたんですよ、ネタバレ回だし、ガーランド読んでる人少ないと思うから読み飛ばした人多いと思います。気になる人は本編もぜひ!!笑)

端的に言うと、カップルがカップル内だけで使っている共通言語みたいなの、憧れるよねぇって話です。

ふと、わたし達はあるのかと、彼との間に何かないかなと考えたのです。

はい、ありました。
今日はその話をします。
なんか惚気けてるみたいで、すみませんねぇ!!!(だって好きなんだもの!)

大学時代、住んでたアパートの近くに、わたしによく懐いてくる野良猫がいました。
目は吊り目で、まるまるふっくらとした子で、顔はむっすりしてるのに、めちゃくちゃ擦り寄ってくるんです。餌付けもしてないのに、呼んだだけでこっちに来る。かわいい。
毛並みもよくて、ふっくらしてたから、多分、誰かが半分くらい飼ってたみたいな感じだったのかも。
わたしが卒業すると同時に、おそらく餌付けしてた人に引き取られたんですけれどもね。
あの子は確実に、大学時代のわたしの、数少ない友だちのひとりでしたね。
通りかかる度にご挨拶。授業遅刻しても遊んでた笑

彼も、猫好きだったので、わたしの家に遊びに来るついでに猫と戯れていました。
わたし達は勝手に、その子に「まつこ」って名前を付けてたんです。
なんかこう大きくて、愛嬌がある感じが、某マツコさんに似てたので、「まつこ」って呼んでました。(某マツコさん、すみません)

わたしはなぜかずっと、女の子だと思ってたんです。

でもある日、まつこのおしりを見てしまった。
まん丸の鈴みたいなのが、2つ付いてたんですね。
猫のたまたまって、かわいいですよね。
いや、あの、変態とかではなく笑

それで、わたし達はびっくりしてしまいました。
図らずしも、あの子に「まつこ」って名前を付けたことが、後々しっくり来てしまうようなことになってしまって笑

共通言語ってほど、立派ではないけれど、2人だけで共有できるエピソードって感じですね。
今でもまつこを思い出します。
大好きでした。友だちでした。

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