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スーパーおにぎりマーケット

第39章 保健室の思い出

こんばんは、おにぎりです。

今日は、わたしの過去の話をしようと思います。
『優しく咲く春』でも度々出てくる、保健室の話です。

全くえっちじゃないし、普通になんか懐かしくなって書いてみようと思うので、何も期待しないでください笑

わたしは中学時代、よく泣く女の子でした。
中学時代って多感な時期とか言われるけれど、まさにそれで。よく泣いたなぁ。

部活がつらくてねぇ。
人間関係が嫌で嫌で。
今となっては悪口陰口、屁でもねぇ!って感じ(おい)なのですがね、その頃はもうガラスのハート、お豆腐メンタル、触れたら壊れる繊細な心……そんな感じ。

中3の時は、月1回は過呼吸起こして、保健室に運ばれて……ストレス抱えてたんでしょうね。
自分で言うのもなんだけど、咲ちゃんと同じく、成績優秀でした。親からのプレッシャーとかなく、ただただ自分自身を追い込んで、完璧を求めてしまうタイプでした。
だからこそ、自分だけの力じゃどうにもならない人間関係みたいなものには弱くて。
まぁ、中学時代の人間関係なんて、大人になってみたら全く残らないから、気にすることないんだけれど。
あの空間あの関係が全てだった学生時代って、逃げ場がなくて息ができない。

それで、まさに溺れるように過呼吸になっていました。

でも、自分では自分の必死さとか、頑張りすぎてることに全く気づかないから、先生たちがなんでそんなに慰めてくれるのかよく分かっていなかった。

今の、大人のわたしが、中学時代のわたしを目の当たりにしたら、同じように慰めると思う。だって頑張りすぎなんだもの。

過呼吸になって、保健室に行ったとき、麦茶とかスポーツドリンクをもらいました。それをなんか妙に覚えていて。
学校で飲み物出されるってあんまりなかったから。

わたしは麦茶大好きで、飲み物と言えば麦茶みたいな育ち方してたから、それがなんかほっとして。泣いた心にすごく安心感を与えてくれました。

不思議ですね、今でも思い出しちゃうのって。


大学に入ってからも、実は1回、生理痛で保健室使いました。「薬くらい持っておけよ」と言われそうですが、やっぱり横にならないとキツくてね、保健室の先生は、大学でも優しかったです。

保健室って、つらい時に行くんだけれど、結果としてなんか思い出に残る部屋だなって思います。

取り留め無し。思い出にひたるおにぎりでした。

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