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ママ、愛してる

第1章 めざめ

布団に入って、もう何時間も眠れないでいた。

夕御飯が終わって、ママと一緒にお風呂に入った時のことだ。
いつものように、ママが頭を洗ってくれていた。
目の前のママの乳房が、リズミカルに揺れるのを見て、僕の身体に変化が起こった。
今まで、ずっと一緒に入っていたけれど、そんな変化が起こったことはなかったのに。

ママのおっぱい、柔らかそうだなあ。
触ってみたい。
赤ちゃんみたいに、小さな乳首を吸ってみたい。

そんなもうそうをしていると、僕の股間のものが固くなってきた。

な、なに。この感覚は?

自分でもよくわからないが、ママに見られてはいけない。
本能的にそう感じた僕は、太腿の間に固くなったものを挟み込み、ママの視線が届かないように隠した。

ママの手の動きが一瞬止まったような気がしたけど、また、何事も無かったように動き出した。

シャンプーを流す頃には、固くなっていたのが元に戻っていて、僕はホッと胸を撫で下ろした。
けれども、いつ、また、そうなってしまうのかわからなくて、僕は湯船に浸からずに、浴室を出た。

「先にあがるね。ちょっとのぼせたみたい」

「いいよ。湯冷めしないようにね」

ママは、普段通りの口調で言った。

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