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ママ、愛してる

第1章 めざめ

しばらくして、ママもあがってきたが、その姿を見て僕はショックを受けた。

いつもなら、バスタオルを巻いただけで出てくるのに、今日はキチンとパジャマをきていたのだ。

「やっぱり、僕のおちんちんが固くなってたのを見られたんだ」

僕は、全身が真っ赤になるのを感じた。

しばらく二人でテレビを見て、僕が寝る時間になった。
「おやすみ、ママ」
僕が言うと、
「おやすみ。あのねえ、コウ。明日からお風呂は別々に入ろうか。コウも、もう一人で入れるよね」

嫌だ。ママと入りたい。

そう言いたかったけど、
「そうだね。僕ももう子供じゃないしね」

僕は、心にもない返事をした。

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