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ママ、愛してる

第2章 転機

「コウ、ちょうだい。ママの中に、いっぱい出して」
「でも、子供が・・・」
激しく腰を使いながら、僕は言った。
「良いの!薬飲んでるから。だから、ちょうだいぃ!」

「ママ、愛してる!」

僕は叫びながら、ママの中で果てた。

ママの上に覆い被さったまま、僕は言った。

「ママ、凄く良かった。やっと、ママとひとつになれた」

そして、止めどなく涙が溢れてきた。

ママはそんな僕の髪を、優しく撫でてくれた。

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