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変態ですけど、何か?

第14章 同棲

湯船に肩まで浸かって、靖子は目を閉じる。

「疲れた?」

あたしは先に身体を洗いながら、靖子に訊ねる。

「少しね。もう、若くはないし・・・」

「20時間近くも運転したら、そりゃ疲れるよね」

考えてみれば、靖子も40代の半ばだ。
無理をしている部分も少なくないだろう。

あたしはボディーソープを流して、靖子の前に滑り込む。

靖子は目を開けて、あたしに微笑む。

「大丈夫よ。心配しないで」

靖子はあたしに唇を重ね、舌を絡めてくる。

ねっとりとした動きに、あたしの身体は早くも熱を帯びてくる。

靖子の柔らかな乳房に触れると、

「んぐっ!」

と、呻き声をあげる。

そのまま靖子のクレバスに指を這わせた。

お湯の中でも、クレバスの中から、ぬるぬるとしたジュースが溢れてきているのがわかる。

「靖子、もう・・・」

「いや!言わないでぇ!」

甘えた声で、あたしに訴える。
なのに、あたしの指の動きに合わせて、腰をくねらせている。

「靖子、エッチなんだ」

あたしは、耳元で言う。

「もうっ!里帆って、そんなにいじわるだったの?!」

「好きな人には、いじわるしてみたくなるの!」

あたしは、お湯に浮かぶ靖子の乳房に吸い付いた。

舌の先で、既に固くなっている乳首を愛撫すると、靖子は声をあげる。

「ああ!気持ちいいわぁ!で、でも、先に身体を洗わせてぇ!」

あたしは、一旦靖子を解放する。

本当なら、このまま愛し合いたいけど、
いまは、少し我慢。

浴槽を出て、シャンプーする靖子に、あたしは話しかけた。

「今日は何か変わったことはなかった?」

「そうねえ・・・。そういえば、今日はチップが多かったな!カバンの中に、お土産買ってきてるよ」

「そうなんだ!ラッキー!」


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