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変態ですけど、何か?

第6章 SNS

あたしは、SNSでレスビアンと自称する女性を探すようになった。

プロフィールに、女性とのエッチにも興味ありますと加えると、結構メールが届くようになった。

根っからのレスビアンなら、ネカマのなりすましなどが気になるのだろうけど、あたしは気にしない。

だって、あたしは誰とでもセックスする変態女だし、
普通の女性なら嫌悪感を抱くようなキモ男や、声を掛けてきたエロじいさんとも、ためらいなくセックスしてきた。

むしろ、そんな男に触れられたり、身体中を舐め回されることで、異常な程興奮するから、今さらネカマに引っ掛かったところで、どうってことはない。

あたしはワクワクしながら、毎日女性を物色している。


ある日、ちょっと気になるメールが届いた。

『はじめまして、里帆ちゃん。
女性でも良いと言うあなたのプロフィールを見てメールしました。
私は里帆ちゃんよりずっと年上の40歳です。
もしかしたら、あなたのお母様より年上のおばさんかも知れないけど、もしよかったら、お返事くださいね。
おばさんではダメなら、お返事は結構だから、気にしないでね。
玲子』

年齢が全然違うけど、玲子という名前が気になった。彼女のプロフィール写真を見ると、花柄のワンピースを着たスリムな女性の写真。
かおは、猫のイラストで隠されている。

あたしはすぐに返信する。

『お姉さまのこと、気になって返信しています。お年のことは全然気になりません。
高校一年の小娘ですが、お姉さまにいろいろ教えてほしいな
里帆』

すぐに玲子さんから返信が届いた。

『返信ありがとう。顔も隠しているから、無視されるって覚悟してたのに、返信いただけてとっても嬉しい。
ぜひ、お逢いしたいわ。お逢いした時に、里帆さんがショックを受けると困るので、顔が猫ちゃんじゃない写真を添付しておきますね
玲子』

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