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変態ですけど、何か?

第6章 SNS

土曜日の午後、K駅前のカフェに行くと玲子さんはすでに来ていて、テーブル席でコーヒーを飲んでいた。

写真と同じ花柄のワンピースを着ていてくれたので、すぐにわかった。

細い脚を組んでコーヒーカップを傾ける姿は、女のあたしから見ても魅力的だった。

あたしが店に入るのをすぐに見つけて、軽く手を挙げて微笑む。

綺麗な人。


あたしは吸い寄せられるように近づいて、ペコリと頭を下げた。

「こんにちは、玲子さん。お待たせしてすみません」

あたしが言うと、席に座るように優雅に促す。

「気にしないで。私が早く来すぎたの。里帆ちゃんに逢うのが楽しみで」

微笑むと頬にできるエクボがスゴくかわいい。

あたしが見とれていると、玲子さんが
笑う。

「そんなに見つめられると、穴が空いちゃう」

「だって玲子さん、ホントに綺麗だから」

「ありがとう。里帆ちゃんも、とってもかわいいわ。食べちゃいたいくらい。うふふ」

「食べちゃって下さい。いくらでも」

あたしも、そう答えて、二人で笑った。

あたしはレモンティーを注文して、
しばらくお話をする。

玲子さんの気品のある仕草や、包み込むような声。
コーヒーカップに微かに付いた口紅。
写真ではよくわからなかったけど、バストは結構豊かだ。

あたしのアソコ、少し濡れてる!

「里帆ちゃん、あたしが食べられちゃいそう」

「ごめんなさい。玲子さんが、あんまり綺麗だから」

「ありがとう。ねえ、これからは、お互いに名前だけで呼びましょうよ。私は里帆って呼ぶから、あなたも玲子って呼んで。いい?」

「でも・・・」

「いいの、玲子で。だって、今から里帆と私、全てを見せ合うんでしょ?」

「はい、玲子さん。じゃなくて、玲子」

あたしは耳まで真っ赤になりながら言った。

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