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変態ですけど、何か?

第8章 暴走

おじいさんが居なくなると、渡辺はあたしをフードコートに誘い、向かい合わせに腰をおろす。

「じいさん、よかったか?動画を見せてくれ」

あたしが携帯を差し出すと、回りに人がいるのも構わず、再生を始める。
あたしの喘ぎ声が、スピーカーから聞こえてくる。

「こんなところで、やめて!」

あたしが言うと、

「行きずりのじいさんのチンポ咥える女が、よく言うよ。こんなところでノーブラで、乳首おっ起ててるくせに」

そう言って耳を貸さない。

「!!」

渡辺は、いつも間にか脚を伸ばして、靴の先であたしの秘部を捏ね回しはじめた。

靴くらい脱いでよ!

私が思っていると、渡辺はニヤリと笑って言う。

「素足だと、おまえの汁で足が汚れるからな」

あたしの心を見通したように言った。


そんな侮辱を受けてるのに、あたしの身体は、また熱くなってくる。

「まあまあだな」

動画再生を終えて、携帯を返しながら言った。

「じゃあ、行こうか」

あたしの腕を取って、渡辺は歩き出す。

「どこへ行くの」

質問には答えず、渡辺は昇りのエスカレーターにあたしを乗らせる。
一段開けて、あたしの後ろに立って、スカートの中を覗き込んだ。

下りのエスカレーターの人が、何事かと振り返ってる。

恥ずかしい!
でも、快感・・・。

最上階の映画館に着くと、渡辺はチケットを買ってくるようにあたしに命じた。

あたしは命令された映画のチケットを買いにカウンターに行く。

乳首の突起がくっきりと浮き出たあたしの胸をみて、カウンターの女性が軽蔑の眼差しを送る。

もちろん、何も言わないけど、きっと休憩時間の話のタネにされる事だろう。

『見た?昼間のノーブラ女』
『見たみた!きっと露出狂の変態よね』

そんな会話を想像して、あたしはまたジュースを溢れさせた。

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