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変態ですけど、何か?

第8章 暴走

狭い通路の両側に、いくつもの扉が並んでいて、番号がふってある。

11号室があたしの指定された部屋だ。
後ろから来ていた渡辺が隣の12号室にカゴを放り込み、
当たり前のようにあたしの部屋に入ってくる。

部屋は狭い。
多分2畳くらいで、廊下より一段高くなった床一面には、ビニールのマットレスが敷き詰めてある。

部屋の正面に設えられた二段の棚の上段にはテレビとティッシュの箱、そして下段にはDVDプレイヤーがある。
棚の下にはビニールの掛かったゴミ箱。

渡辺に促されて、あたしが先に上がると渡辺も上がってくる。
大人2人が入ると、息苦しい。

DVDを掛けることもせず、渡辺は私を押し倒し、
素早くズボンをおろした。
そして、前技もなしにあたしの上に被さって、いきなり挿入してきた。

「んぐっ!」

小さく呻いて、あたしは渡辺を受け入れた。

こちらのペースなどお構いなしに、渡辺は腰を振り、
「ああ!」
と喘いで、射精した。

あたしは、まだまだくすぶったまま。

渡辺は、さっさとペニスを引き抜き、あたしにお掃除フェラを要求した。

一生懸命に舐めるあたしに、渡辺はミッションを与える。

「DVDを交換してきてくれ。
[口内射精、もっと飲ませて]
それから[近親相姦、お姉ちゃんのおっぱい飲ませて]だ。
探して見つからなければ、店員に聞けばいい」

「ちょっと、アソコをきれいにしてからね」

あたしがティッシュの箱に手を伸ばそうとすると、渡辺はそれを制した。

「そのまま行ってくるんだ。俺のザーメンで、ベタベタのまま」

「そんな!」

あたしは心ばかりの抵抗をしてみせるが、渡辺に逆らえない。




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