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変態ですけど、何か?

第8章 暴走

「里帆さん、K駅でいいかな?もうすぐだけど」

「ありがとう、それで充分よ」

「OK!でも、大丈夫?その格好で、電車乗るの」

そう言えば、股間の汚れすら拭いてない。

「大丈夫。ナンパされたらさせてあげるし。でも、慌てて車に乗ったから、もしかしたらシートを汚したかも」

「そんなことは良いよ」
淳也はK駅の方にハンドルを切った。

あたしは何だか、淳也と別れがたくなっている。

「最後に聞いてもいい?篠原さんは、女装してるときって、女の子には何も感じないの?」

ちょっと考えて、淳也が答える。

「そんなことはないよ。現に今だって・・・」

淳也はあたしの手を取って、スカート越しに股間に触れさせた。

カチカチになってる!

多分、ショーツやパンストの上にボディスーツを着ているみたいで、外観ではわからないけど、
触れてみると中で窮屈そうに勃起してるのははっきりわかった。


「今日、時間ある?」

あたしが尋ねると、淳也は頷いてハンドルを切った。

「あのね、さっきの男として、そのままなのよ」

「シャワーさえ浴びてくれたら、気にしないよ」

「うん!」

あたしは鮮やかにハンドルを操る淳也の肩にもたれ掛かった。

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