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変態ですけど、何か?

第8章 暴走

部屋のドアを開けると、右手にはガラス張りのお風呂があって、
奥に行くとキングサイズのベッドが置かれていた。
寝転んで観られる位置に、大画面テレビ。
ベット脇には小さなテーブルと、ポットや個包装のコーヒー、お茶などが置いてある。

「あたし、シャワー浴びてくるね」
部屋に入ってすぐに、あたしは言った。

「僕も浴びようか」

篠原さんがいうのを、あたしは止めた。

「そのままがいいな。女の子姿の篠原さんと、エッチしてみたい。
今まで、いろいろなセックス経験したけど、篠原さんみたいな人、経験ないの。
篠原さんは、女装で女の子としたことある?」

「まさか!こんな格好で女の子口説けないよ。
それとさあ、篠原さんって呼ぶの、やめてくれない?」

「じゃあ淳也さん?それとも、今日は女の子だから、淳子かなあ」

淳也は頷いて、照れ臭そうに言う。

「淳子がいいわ。淳子って呼んで」

淳也は急に女言葉になった。声のトーンも少し上がっている。

「わかったわ。じゃあ淳子、あたしがシャワー浴びるの、待っててね」

「うん」

淳也、いえ、淳子はかわいい仕草で答えた。


ガラス越しに、淳子があたしのシャワーする姿をじっとみてる。

あたしはたっぷり石鹸を付けて、身体の隅々まで洗う。
淳子の方に脚を開いて、膣の奥まで、しっかりと指を入れて洗い、しつこいくらいにシャワーで流す。

嫌な男のザーメン、綺麗に流してるからね。

心の中で、淳子に言う。

うん、うん、と言うように淳子は頷きながら、スカートの前を押さえている。

また、勃起してきたみたいね?

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