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誓いのガーランド

第11章 花冠の代わりに 4


耳元で、舐められた時の卑猥な音が頭の中で響き、花実の興奮を掻き立てる。

どうしよう、気持ちいい。

耳にキスを落とされ、舐められ、囁かれて、脳が溶けてしまいそうな感覚になる。
角村はだいぶ飢えていたようだった。

イきそうになる寸前で、耳へのキスを止めると、彼は花実の下着を手際よく外した。
全て取り払われてしまい、角村に裸を晒す。

彼も、バスローブと下着を取ると、花見に抱きついた。
彼と花実の体温が混ざり合う。
温かくて、気持ちいい。お互い、肌と肌が触れ合うことで得られる安心感に、身を任せていた。

次第に、彼のモノが存在感をあらわしてくる。
恥ずかしくて直視できずにいると、彼は笑った。

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