誓いのガーランド
第11章 花冠の代わりに 4
角村の手が、花実のバスローブの紐に伸びる。
スルりと解かれて、はだけたところから素肌が露になる。
彼に全てをさらけ出そうとしている。
それを意識してしまうと、どうしても恥ずかしくて仕方ない。
頬を赤らめて目を逸らす花実に、彼はキスを止めない。頬や首筋に何度も口づけをする。
花実が顔を逸らすと、彼は耳を舐める。
「ん……!!!」
「弱いんだね」
笑いながら囁かれて、また耳を舐められる。
「んっ、はぁ……やだ……」
「嫌じゃないでしょ?」
彼のいつもの優しさは、花実の体に触れる時だけで、言葉では優しさの欠片もない。
スルりと解かれて、はだけたところから素肌が露になる。
彼に全てをさらけ出そうとしている。
それを意識してしまうと、どうしても恥ずかしくて仕方ない。
頬を赤らめて目を逸らす花実に、彼はキスを止めない。頬や首筋に何度も口づけをする。
花実が顔を逸らすと、彼は耳を舐める。
「ん……!!!」
「弱いんだね」
笑いながら囁かれて、また耳を舐められる。
「んっ、はぁ……やだ……」
「嫌じゃないでしょ?」
彼のいつもの優しさは、花実の体に触れる時だけで、言葉では優しさの欠片もない。