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ユリの花咲く

第2章 瑞祥苑

私の声を聞いて、遥の舌が会陰部からクリトリスまで一気に舐め上げ、
前歯でクリトリスを噛んだ。

「ひいいっ!は、遥!いっ、逝くううっ!!」

ほんの数分の愛撫で、私は早くも一度目の絶頂に達していた。


それからも私たちは、体位を変えながら、何度も何度も愛し合った。

何度目かの絶頂のあと、遥は私の隣で、小さな寝息をたて始めた。

豊かな乳房や股間の茂みを隠すこともせず、無防備に眠る遥に毛布を掛けてやり、
スッピンの唇にキスをする。

「遥、ありがとう。夜勤で疲れてるのに、いっぱい愛してくれて・・・」

そして、私も毛布に潜り込んだ。

遥は、今日は夜勤明けで、明日は休み。
私も明日は夜勤だから、夕方までは一緒に居られる。

久しぶりにのんびりと、2人の時間を過ごせる。

目が覚めたら、遥と映画でも観に行こう。

考えながら、私も眠りに落ちた。

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