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イキ狂う敏腕社長秘書

第6章 【錯綜していく感情】






明里さん抜きで会うほど親交しているとは予想外だったかな。
マコさんの容姿に疑いなど持たないだろうしそれはそれでホッとしている。
エレベーターでジッと見てしまう。




「なに?そんな見つめるとキスしちゃうよ?」




「あ……いえ、やっぱり見た目は女の子なんだなぁ…と思って」




「こういう時便利でしょ?面倒なことにならないから」




思わず笑う。
腕から支えられ降りて歩き出す。




「部屋に入るまで気を抜かないで…見てるかも知れない」




「はい…」




社長ならきっと見てる。
部屋に明かりがつくまで見上げてるだろう。
いつもなら上から手を振ったりしたこともあったけど今日はしない。
よっぽどだって思われたかな。




会って何を話したかったんだろう。
マコさんが居なかったらどうなってた?
突然会いに来るのは慣れてるのに……
今日は会いたくなかったです。




社長と最後にしたのは……1週間前?
生理も重なってたし終わってすぐに私は社長ではなく一ノ瀬さんとしてしまった。
もう少し焦らしてみようと思ってたところだったのに。




そうか………してないからしに来たのかも。
抜きに来たんですよね?
それさえ流れてしまって今、どんな気持ちですか?




部屋に入り明かりをつけた。
これで安心してくれただろうか。
鍵を施錠してくれたマコさんはその場ですぐ唇を強引に重ねてきた。
この力強い感じ……ゾクゾクする。
口内をくまなく犯された後。




「あいつのこと考えてたでしょ?早速浮気?私を怒らせたいの?」




「あ……いや、そんなんじゃ」




答えさせてもくれない独占欲丸出しの激しいキス。
違うのに……こんなキスされたら上手く言い訳出来なくなっちゃうよ。




ヤバい………結構怒る人なんだ。




その場にしゃがまされ強制イマラチオされる。
舌の次はペニスをぶち込まれた。
頭を持たれて喉の奥まで挿れられる。




「美雨は私だけのものでしょ…?私だけに…鳴いてれば良いよ」




支配……されつつある。
それが不思議と恐怖心はなく性的興奮を覚えているなんて、いつから私はこうなってしまったの…?











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