一時を悠久の時へ
第19章 生い立ち
淡「そうだな華炎が望んだこと
だが…俺達も同じ…お前を…
初めて出会った時から華炎を守りたいと…
できれば共に過ごしていきたいと思ったのだ」
華「えっ…淡河…それって…」
淡「だから俺達は…俺は…我儘で強引だ…
済まない華炎…お前の意思だが…それも…」
華「なんで…謝らないで淡河…
淡河のせいじゃ無い…だって私…
少しだけど覚えてるよ…ママは…
淡河に出会う前からだった…
だから…淡河に会えなかったら…今頃…私は…」
淡「そうか…有り難う華炎」
華「私もありがと淡河が教えてくれたから
私は…望まれて産まれて愛された…
それに私ね…淡河に合う前は
名前で呼ばれた事が無いと思ってた…
でも違ったんだね…
ママが私をちびって呼んでたのは名前だった
ねぇ淡河…そう…だよね?」
そうか…千陽美…ちひび…ちび…
毎回では無いかもしれないが…
幼いお前の記憶を探った際
『ちび』の呼び方をされた時には
確かに怯えの中に少しの喜びが合った
淡「そうだな華炎…思い出せて良かった」
ホッとはにかむような笑い顔を見せた華炎
それに安心したと同時に…不安も過る
だが…俺達も同じ…お前を…
初めて出会った時から華炎を守りたいと…
できれば共に過ごしていきたいと思ったのだ」
華「えっ…淡河…それって…」
淡「だから俺達は…俺は…我儘で強引だ…
済まない華炎…お前の意思だが…それも…」
華「なんで…謝らないで淡河…
淡河のせいじゃ無い…だって私…
少しだけど覚えてるよ…ママは…
淡河に出会う前からだった…
だから…淡河に会えなかったら…今頃…私は…」
淡「そうか…有り難う華炎」
華「私もありがと淡河が教えてくれたから
私は…望まれて産まれて愛された…
それに私ね…淡河に合う前は
名前で呼ばれた事が無いと思ってた…
でも違ったんだね…
ママが私をちびって呼んでたのは名前だった
ねぇ淡河…そう…だよね?」
そうか…千陽美…ちひび…ちび…
毎回では無いかもしれないが…
幼いお前の記憶を探った際
『ちび』の呼び方をされた時には
確かに怯えの中に少しの喜びが合った
淡「そうだな華炎…思い出せて良かった」
ホッとはにかむような笑い顔を見せた華炎
それに安心したと同時に…不安も過る