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一時を悠久の時へ

第21章 道を選ぶ

淡「華炎がこれから何処でどう生きるか
それは自分自身で決めなければならない」

華「私は…淡河達と…」

淡「そう慌てて結論をだすな華炎
まだ話は終わったわけではないぞ」

華「まだ何かあるの?」

淡「今の話はこれから先の道を決めるため
生い立ちを教えただけにすぎない」

華「…わかった…行く先はもう…」

淡「決まり事だからな
では華炎、これからいくつかの道を話すぞ」

まったく…俺だってこんな決まり事など

全部すっ飛ばしてしまいたい…

でもそれは華炎が今迄してきた修行を

全て無駄にしてしまうから

俺達と共にと想ってくれてるのは

わかってはいるが…

もしかして…違う道を選ぶかも…

一抹の不安を抱きながらも話を進めた

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