一時を悠久の時へ
第20章 それからの彼等
淡「あぁ…記憶を封印するのは簡単だ
ただ、大勢の記憶を操作するのは手間だったが
華炎がまだ幼いのと生活上関わる者が
まだ少なかったから上手くいった」
華「消えてない…なら…
何かのきっかけがあれば…
思い出したり…するの?」
俺の話から無意識だろうが
何かを感じ取っているような華炎
淡「いや…普段の生活では無い
だが…潜在意識の中にはあるから
無意識の時…例えば夢で見たりは
しているかもしれん…」
華「…夢…か…」
ポツリと呟いた声…
今から話す事に些か不安が募るが
これを話さねばこの先に進めない
淡「華炎…今迄の話を聞いた上で
お前には選択することができる」
華「選択?何を選ぶの?」
淡「これから先、華炎の生きる場所だ」
華「生きる場所?私は…淡…」
淡「これから先にはいくつかの道がある
それを選ぶのは華炎自身だ」
華炎の言葉を遮り淡々と選択肢を話す
ただ、大勢の記憶を操作するのは手間だったが
華炎がまだ幼いのと生活上関わる者が
まだ少なかったから上手くいった」
華「消えてない…なら…
何かのきっかけがあれば…
思い出したり…するの?」
俺の話から無意識だろうが
何かを感じ取っているような華炎
淡「いや…普段の生活では無い
だが…潜在意識の中にはあるから
無意識の時…例えば夢で見たりは
しているかもしれん…」
華「…夢…か…」
ポツリと呟いた声…
今から話す事に些か不安が募るが
これを話さねばこの先に進めない
淡「華炎…今迄の話を聞いた上で
お前には選択することができる」
華「選択?何を選ぶの?」
淡「これから先、華炎の生きる場所だ」
華「生きる場所?私は…淡…」
淡「これから先にはいくつかの道がある
それを選ぶのは華炎自身だ」
華炎の言葉を遮り淡々と選択肢を話す