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淡「どうした華炎？
一気に色々な話を聞き疲れたか？」

大事な話だが流石に長い話になり

如何に華炎がこの歳の割に賢いとはいえ

頭で理解出来ても心が追いつかぬか…

華「疲れてないから大丈夫…だけど…」

淡「そうか？だが少し休憩するか？」

口では疲れてないと言うが

少し休憩してからのが良いかと提案したが

華「淡河は私に転生して欲しいの？」

やはり…華炎には伝わってしまったか…

淡「いや…何れの道を選ぶかは華炎だ
どんな生活になろうとも
父親か母親と暮らしたいと願うなら
それも良い選択だろう…
しかし…俺としてはあまり勧められんがな」

隠しようも無いので素直に吐露する

華「淡河は私に嘘をついたの？」

淡「嘘？俺は華炎に嘘をついた覚えはないぞ」

華「一緒になれるって言ったのは
今じゃ無くて転生を繰り返した
その後って事なの？」

なんだ…そんな理由でそんな顔をしたのか

華「淡河…転生しなきゃ
一緒に暮らせないって事なら私は…」

おっと…呑気に華炎の様子を

愉しんでる場合では無いな

淡「まぁ待て華炎もう一つ道はある
但し…それは一番厳しい道かもしれぬ
それを聞いてからどの道を選ぶか
よく考えて決めれば良い」

まだ選択肢があると知り

ホッとしたようだが最後の道が

厳しいかもしれぬと聞き少し緊張した顔

それでもしっかりと聞こうと

姿勢を正した華炎に続きを聞かせる