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一時を悠久の時へ

第21章 道を選ぶ

三人の微笑まい姿を

少しだけ複雑な想いで眺めてたら

華炎と視線が合い

思わず逸らしそうになったら

華「あの…あのね淡河…
四神獣の元へ行くのは嫌じゃ無いけど
それっていつ?決めたんだから
直ぐに行かなきゃだめだよね?」

阿形の首元に抱き付きながら

不安気に問いかけられる

固い決意とはいえ今迄共に過ごしてきたから

離れる事に不安はあるのだろう

淡「いや、直ぐにでは無い
新月にならなければ道が開かぬからな」

ほっと安心した顔を見せるから

此方もつられて頬が緩む

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