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一時を悠久の時へ

第7章 管轄内

幸い雛は、危うい処だったが一命をとりとめた

医師は身体についた痣も見て管轄に連絡

直ぐに母親を探したがまだ連絡は取れていない

病室に誰も居なくなったのを確認し姿を現す

細い腕に点滴の針が痛々しいが

薬が効いたのか穏やかな寝顔

額に手を当てれば

まだ少し熱いが心配する熱では無い

淡「馬鹿だな雛…我慢しすぎだ…
もっと早く俺を呼べよ」

前より更に痩せた頬を撫でる

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