テキストサイズ

一時を悠久の時へ

第8章 戯言の様な言訳

取り敢えずこのまま家に戻せないので

児童相談所が仕事が安定する迄

預かると話をすればすんなりと受け入れる

普段ならそんな申し出は強く拒絶されるので

あまりにも呆気なく了承した

これで女は雛に興味は無いのは一目瞭然

それでも子は母を欲するのか…

寝言で時折『ママ』と呟く

あんな女より俺の名を呼んで欲しい

この想いはなんなのか…

情が移った庇護欲か…独占欲か…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ