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一時を悠久の時へ

第8章 戯言の様な言訳

それでは子供の身体にある痣はなんだと問われ

あの子は少し鈍臭いからよく転んだり

自分で物にぶつかってできたなんて

見え透いた嘘をさらりと言ってのける

暑い日にクーラーがついてないのを指摘され

自分はつけて出掛けたが

子供が誤って消してしまったのではなんて…

良くもまぁそんなに…

次から次へと嘘が出てくるものだ

警察署も児童相談所も呆れている

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