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一時を悠久の時へ

第10章 護るために

淡「籠目に何かあったら此れを
俺が駆けつける迄の時間稼ぎにはなる」

勾玉を額に移したから

籠目が口に出して助けを呼ばずとも

何か危険があれば解るが

修行の場所に寄って多少時間が掛かるやもしれん

阿形と吽形も修行はするが

俺が留守の間に此処を護る役目も有るので

そんなに遠くには行かないから

こいつらの方が早く駆けつけれる

俺の意図を理解して大切に懐に仕舞った

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