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一時を悠久の時へ

第10章 護るために

淡「では…暫く上流の方へ行く、後は頼んだぞ」

蛇に姿を変え修行へ向かった

阿「行っちゃったね」

吽「感傷にふけってる時間は無いですよ」

阿「うんっ!見回りもしなきゃだし
修行もしなきゃだし忙しいよ〜」

吽「それに一番大事な任務
籠目の異変を素早く察知するために
これからは交代しながらなので
一緒の行動が制限されますからね」

阿「そっか…ちょっと寂しいけど仕方ないね」

吽「私も寂しくなるからそんな顔しないで」

阿「ごめんね…でも…今日だけは…」

吽「しょうがないなぁ…今日だけですよ」

今迄は離れずに行動してたのが

これから暫く単独で行動しなければならない

それも強くなる為と解っているが

阿形と吽形は暫く別行動になる寂しさから

今日だけ一緒に過ごした

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